2012年 12月 22日

経堂西通り「ぼんち」のおかあさんの教え。

ご近所の人と立ち話。

懐かしい関西お好み焼き「ぼんち」のおかあさんの話に。
大阪の布施出身の人情あふれるおかあさんで、
「ほんとに、よく怒られたなー」と(笑)

b0185641_11504083.jpg


昔、お店の定休日を借りて、よくこんなイベントをしていた。

記録に残っているものでは、こんな感じ

10年ほど前、あるイベントの前に「ぼんち」で打ち合わせ。
主催者の一人が、「チラシ作って、いろんなお店に貼ってもらおう」
と、口にした途端に、

阪神タイガースのメガホンを持ったおかあさんがやってきて、
ビックリするような大きな声で言った。

「あんたらこの近所のお店のお客さんを取ったらアカンよ。
 するんやったら、あんたらのイベントに来たお客さんが、
 近所のお店に流れて、よかったなー言われるくらいやないと、
 ほんまの店はできへんのよ」と、言われた。

「いま、あそこのお店は、子どもさんが大学にいってはる。
 あのお店は、今度孫が生まれる。
 あのお店は、この間、マスターの健康診断の数値が悪かった。
 あのお店は、内緒やけど、バブルの頃の借金がある」

「いろいろあるのん。
 あんたら、そんなん全部、見えてんのかー!」と。

なぜか同じタイミングで「気をつけますー!」と、言っていた私たち。
ちなみに私は、34歳。

すごい勢いだったが、「気をつけますー!」と言った瞬間に、
「わかったらええのん」と、優しい笑顔になり、奥へ引っ込んだ。

よくみた光景の一つに、

「え?からから亭、さいきんお客さん少ない?」と、聞くと、

お好み焼きを食べ終わった農大の柔道部員を
「あんたら、行くで!」と、予定変更させ、
経堂西通りを体格のいい学生さんを引き連れ、からから亭へ。

「餃子とラーメン、人数分。マッコリのボトル」

「お好み焼きでもうお腹いっぱいなんです」と言う農大生の
頭にパシパシ平手の愛のムチをくれ。

「あんたらが食べへんから、阪神が弱いんや!」

あのおかあさんには、街をじわっと盛り上げるということの
本当に大切な部分を教えてもらった。

単なる人情話に思えるエピソードだけど、
かなり高度な経済の極意が詰まっているような気がしているので、
専門の人に聞いてみよう。

スローコメディ広告社経堂系ドットコム
須田泰成onTwitter社団法人ソーシャルシェアリング協会
[PR]

by slowcomedy | 2012-12-22 11:52 | スロー・エッセイ


<< 経堂しまフェス。第四弾は大島/...      九州の電車は、とてつもなく素敵... >>