2013年 05月 02日

23年前から馴染みの居酒屋が、突然、消えていた。

23年前から馴染みの居酒屋が、突然、消えていた。
7ヶ月ほど忙し過ぎて、寄れないでいたので、久しぶりに、
大将とパートのオバちゃん(勤続30年近く)の顔を見ようと
大阪福島のさばのゆ温泉から徒歩3分ほどの或る路地を曲がったが、
看板がない、店がない。
ここの大将は、昔、マンションの隣に住んでいたこともあり、
なんというか、勝手に自分の青春の重要な一部だったりする。
数年前に病気をして、リハビリから復帰した経緯があるので、
ひょっとして?とも思いながら、周りを歩いていたら、
近所の魚屋の前に「移転しました」という貼り紙が。
その居酒屋のことが書かれてある。
地図をガン見して暗記して、移転先へ向かった。
大阪福島特有の長屋路地ラビリンスの奥の奥。
すると、あったあった。懐かしい店の名前が。
まだ日は高かったけど、営業中とあったので入ってみると、
「わー、よくわかったね!」と、大声の大将。
聞いてみると、昨年急に、大家さんが、店が入っていた建物を
ある会社に売り渡してしまい、
その後、いろんな厳しい条件を突きつけられたそうだ。
「あの店で30周年むかえたかったんだけどね」
詳しくは書けないが、本当に大変だったらしい。
いろいろ考え、カウンターはじめ、店を象徴するパーツを
馴染みの大工さんに取り出してもらい、
長屋街の一角の自宅をリフォームして、1階を店にした。
再スタートは、今年3月からだという。
それにしても、本当にわかりにくい場所にある。
「こういう場所だし、なにか目玉がないとと思って、
 肉うどんをはじめてね」
大将の出汁のウマさは、
DNAが、逆立ちして小躍りするほど知っているので、
ちょうど昼飯がまだだったので、迷わず、注文。
そして、人生の肉うどん記録を塗り替えてしまいました。

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ふと気がつけば、そのお店、
さばのゆ温泉のすぐ裏手にあったのでした。
これは何かあるな。
店の再スタートを切ってすぐ、
メディアで仕事する常連さんたちが、
ほどよく肉うどんを紹介してくれたので、助かってるという。
経堂みたいな話だな。
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by slowcomedy | 2013-05-02 09:32 | スロー・エッセイ


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