大相撲が中止になり、
歌舞伎がスキャンダルになり、
調査捕鯨が自粛・中止ということになり、
総理がTPPの導入に積極的で、
消費税のアップは国の未来のために良いことだと
多くの識者とされる人たちが語り、
そして、それらのニュースが大きくテレビの時間や
新聞紙面を埋め尽くすのを見ていると、
渦巻く善悪論に気を取られがちだけど、
もちろんそういう議論も必要と思うけど、
実は、水面下で大規模に進行しているのは、
様々な「分断」のような気がしている。
食生活や芸能・祭事など日本の伝統文化との分断、
地域や家族との分断、生産地と生活者の分断、
世代間の分断、階層間の分断、
数えきれないほど、いろんな分断。
いろんな「つながり」がバラバラになっていく。
そして失って初めてわかる「つながり」の大切さ。
そんな時代だからこそ、
ものを作る人間は、
積極的に「つなぐ」ことを考え&実行することが大切なのでは、と。
バラバラになる前に、
いろいろ、つないだ方が良いのでは、と。
お店の常連の水谷さんが、企画してくれたアート展のプロジェクト。
分断の時代に「さば缶」を象徴としていろいろ「つなぐ」イベント。
いろいろな「つなぐ」が隠れています。
まずは、15店のスタートですが、いずれは、38店には増やしたい。
38=「さば」というダジャレです(笑)